リフレクソロジーという言葉も最近はすっかり定着したようだ。リフレクソロジーとは、内臓や肩、腰、目などに不調があると、足や手の特定の場所に凝りが出る。これをほぐしていくことで、もともとの不調が軽くなる、という考えに基づいたものだ。ポピュラーなもので、足裏マッサージがある。ひとくちに足裏といっても、「痛い」台湾式と「痛くない」英国式の二つに大別され、どちらを選ぶかは、好みの問題だ。最近、原稿の締切に追いまくられ、肩はカチカチ、目はギンギン、腰はビシビシ、やっと朝方に原稿を書き上げて、いざ眠ろうとしても、日頃あまり使っているとは思えない脳が活動したため、「頭が冴えて」すぐに眠れない。そこで、いままで取材でしか行ったことのない足裏マッサージに行ってみることにした。どうせだから、台湾式、英国式の両方を日を変えて、経験した。まず、英国式。「凝ってますね」と笑顔の女性スタッフに言われ、「はあ、すみません」などと言いながら、足の裏をもまれる。全体的にもみあげる、という感触で、ひたすら気持ちいい。全身が弛緩していくような心地良さに、思わず熟睡してしまう人もいるそうだ。変わって、台湾式。ここでも「凝ってますね」と言われる。足裏をもまれる、というより押される、という感じ。コリコリと何かの小さなかたまりのようなものが、もまれることで移動するような感触。しかし、「痛〜い!」。飛び上がりそうな痛みに、思わずのけぞってしまった。慣れているスタッフの人は、そんな私を尻目に、ニコニコと「肩と首、それから目もお疲れですね」と言った。そのとおり。七転八倒とまではいかないが、多少のたうちまわりつつ、ヒーヒー言いながら、しかし何となく足は軽くなり、心なしか身体全体も軽い。英国式は、どちらかというと「癒し」色が濃く、台湾式は「治癒」の色合いが強いように思う。もっと簡単に言うと、ソフト=英国式、ハード=台湾式。好みは分かれると思うが、私の場合は台湾式が合っているかも、と感じた。あの刺激が加わる直前の、恐怖にも似た瞬間が「ウ、効いている」と思わせる。まだ未経験の方は、一度は行ってみて損はないのでは。店にもよるが、どちらも30分で、2500〜3000円(関西圏の場合)くらいだ。この心地よさに目覚めた私は、今度はクイックマッサージの門をたたいた。そしてここで、「筋肉をほぐされる快感」を得た私の次なる挑戦は「整体」だ。近々、ここで報告できればと思う。
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