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もう一つの大きな違いは、表面形状です。
表面形状は、大きく二つに分かれます。一つは、機械で削り出した表面がつるつるのもの、もう一つは、表面がザラザラになるよう処理したラフサーフェイス(粗面)のものです。
チタン製インプラントの基本となるブローネマルクシステムのフィクスチャーやアバットメントの表面は、機械研磨で仕上げられています。なぜなら、表面がつるつるのほうが食べかすなどの汚れがつきにくく、したがって歯垢がつきにくいからです。
一方のラフサーフェイスは骨と接触する部分の表面積を多くするために、表面をザラザラに加工したものです。
しかし、表面がざらついているだけに歯垢がつきやすいという欠点はありました。
インプラントにとっても歯垢は歯槽膿漏の大きな原因となります。これを除去しないと、細菌が増殖して骨のカルシウムが分解され、骨吸収という現象を起こします。ラフサーフェイスの場合、歯周ポケットに入った歯垢がへばりつきやすいため、感染源になりやすいといえます。
その問題を解決すべく発売されたのが、インプラントの上部は汚れがつきにくいように機械研磨でつるつるに仕上げ、下部をラフサーフェイスにした製品です。つまり、汚れがつきにくく、骨と結合しやすい製品なのです。現在のところ、このインプラントが主流になりつつあります。
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